犬種:イタリアン・グレイハウンド 性別:♀ 生年月日:2020/12/28 血統書:無し
イタリアン・グレイハウンド(英: Italian Greyhound)はイタリア原産の小型のグレイハウンド犬種。イタリアン・グレーハウンドとも表記される。イタリア名はピッコロ・レヴリエロ・イタリアーノ(伊: Piccolo levriero italiano)。サイズは小さいながら、サイトハウンド犬種のひとつである。 起源はローマ時代ごろと推定され、貴婦人の愛玩犬として人気があった。小型のイタリアン・グレイハウンドは、古代エジプトでファラオの宮廷に既に存在していた小型のグレイハウンドの末裔である。たくさんの花瓶や器の絵からこの犬種が描かれており、ラコニア(ギリシア)を通り、紀元前5世紀初期にイタリアに渡ってきたといわれている。この犬種が最も発展したのはルネサンス期の貴族の宮廷である。イタリアン・グレイハウンドの絵が偉大なイタリアの巨匠や外国の巨匠の描いた絵画の中に出てくるのは珍しくないことである。イギリスにはテューダー朝時代に渡り、チャールズ1世やアン王女、ヴィクトリア女王などにも愛された。その後イギリスなどの貿易国を通じて世界各国に輸出され、近代になると貴族階級以外の人でも飼育が出来るようになった。また、プロイセン王フリードリヒ2世(大王)はイタリアン・グレイハウンドを愛し、没後はポツダムのサンスーシ宮殿の愛犬達の隣に葬られることを望んだ。一説では、サンスーシ宮殿で飼われていたグレイハウンドは、イタリアン・グレイハウンドより大きい体高50センチ前後の「ポツダム・グレイハウンド」であるとも言う。 体高は牡・牝共に32~38cm、体重 は牡・牝共に最高5kgの小型犬である。 体格は細身、ボディはスクエアで、容姿はグレイハウンドやスルーギのように優美で洗練されている。 基本的に古代からこの姿はほとんど変わっていない。
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