モルモット
ケージの広さは一頭につき一畳あれば理想的だが、定時的に散歩させればその半分でも飼育は可能。設置場所は静かで直射日光の当たらない明るい日陰が良い。風通しが良く、乾燥した所を選ぶ。体臭は強くないが、ケージの掃除は毎日必要。
日本であれば夏場の温度管理が重要で、ケージ床面が32℃を超えると生命に危険が及ぶといわれている。そのため空調管理を行うか、ケージごと電気式の冷却板に載せておく必要がある。夏場の体温調節は主に排尿に頼っていることを知っておかないといけない。人には良く慣れるが、犬や猫のように慣れて躾けられるということではない。生まれつき高いところが苦手で、幼いうちから慣れていないと抱かれるのを怖がる。
寂しがりやで、一頭飼いの時には気をつけないといけない。鳴き声を交わす事で不安を軽減し、コミュニケーションを取ろうとする性質があるようである。とても繁殖率の高い動物であり、つがいにすると持て余すほど増える。繁殖のタイミングはメスの体重が500g程度になった時を目安にすると良い。