ラパーマ

近年の猫の新種登録は人為的に交配されたハイブリッド・ミックスであることが多いのですが、ラパーマの場合は突然変異により生まれた新しい品種の猫でした。 1982年、米国オレゴン州の農家コール家では、倉庫の作物をねずみなど害獣から守るためにスピーディという名前のブラウンタビーの猫を飼育していました。ある時、このスピーディが産んだ6頭の子猫の中に、ほとんど毛のない子猫がいることを見つけました。幸いなことに成長するにしたがってこの無毛の子猫には毛が生えそろいます。その毛が、全身に渡ってカールしていたのです。そこで、コール夫妻はこのメスの子猫にカーリーと名付けました。

中型で筋肉が非常に発達しており、四肢のしっかりしたセミフォーリンタイプです。頭の大きさはゆるやかなV字型で、頬の位置が高く、マズルはやや幅広ですが潰れていてはいけません。大きめでカップ型の耳と、つりあがったアーモンド形の目をしています。被毛は中長毛(セミロング)で巻き毛ですが、生まれつき直毛の子もいます。また、しっぽはまっすぐで、豊かな巻き毛に覆われています。標準的な体重は2.5~4.5kg程度です。

ラ・パーマ

ヨーダ

猫種:ラ・パーマ
♂(去勢済み) 2013/03/10生